“春好”の読み方と例文
読み方割合
しゅんこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天明年代の役者絵は春章の門人春好しゅんこう春英しゅんえいの手に成り、またこの時代より近世浮世絵史上の最大画家と称せらるる鳥居清長の嶄然ざんぜんとして頭角をあらわすあり。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
安永天明間の名手勝川春章の流派はその門人春好しゅんこう(文政十年歿)春英(文政二年歿)らを過ぎ、春亭しゅんてい(文政三年歿)春扇しゅんせん(二代春好)に至りて衰滅せり。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)