“此日”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
このひ89.5%
ここ5.3%
こゝ5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
読みて大尉たいゐ壮行さうかうわれともにするの感あり、此日このひよりのちことにして、此日このひ只一人たゞひとりうれしくて、ボンヤリとなり、社員にもせず
隅田の春 (新字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
いっそ穴鑿あなほりで引っ使われたほうが苦しゅうないと思うくらい、その中でどうかこうか此日ここまで運ばして来たに今日休んでは大事のつまずき、胸が痛いから早帰りします
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
いつそ穴鑿りで引使はれたはうが苦しうないと思ふ位、其中で何か斯か此日こゝまで運ばして来たに今日休んでは大事の躓き、胸が痛いから早帰りします
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)