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杏
ふりがな文庫
“杏”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あんず
89.7%
すもも
2.9%
きょう
2.9%
すもゝ
1.5%
アンズ
1.5%
プラム
1.5%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あんず
(逆引き)
杏
(
あんず
)
と
巴旦杏
(
はだんきやう
)
。杏は二本とも若木であるが、巴旦杏は本當ならいま實を結ぶわけであつた。花は咲いたが、どうもこの木、枯れるらしい。
たべものの木
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
杏(あんず)の例文をもっと
(50作品+)
見る
すもも
(逆引き)
ベソを掻き掻き、鄆哥はそこら中にころがり出した梨や
杏
(
すもも
)
を籠へ拾いあつめ、あとも見ずに、その日はついに逃げ出してしまった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
杏(すもも)の例文をもっと
(2作品)
見る
きょう
(逆引き)
ある日、寺僧が庭のぼたん
杏
(
きょう
)
を採って鉢に盛り、それを「おなぐさみに」と机の端に置いてくれた。
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
杏(きょう)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
すもゝ
(逆引き)
やう/\のこと、
國
(
くに
)
の
役人
(
やくにん
)
の
世話
(
せわ
)
で
手輿
(
てごし
)
に
乘
(
の
)
せられて
家
(
いへ
)
に
着
(
つ
)
きました。そこへ
家來
(
けらい
)
どもが
駈
(
か
)
けつけて、お
見舞
(
みま
)
ひを
申
(
まを
)
し
上
(
あ
)
げると、
大納言
(
だいなごん
)
は
杏
(
すもゝ
)
のように
赤
(
あか
)
くなつた
眼
(
め
)
を
開
(
ひら
)
いて
竹取物語
(旧字旧仮名)
/
和田万吉
(著)
杏(すもゝ)の例文をもっと
(1作品)
見る
アンズ
(逆引き)
日本書紀に“生田村ニ
杏
(
アンズ
)
ガ
実
(
ナ
)
ル”と誌されたのが、杏の記録の始めだとか、また古来、ここの神社は松を嫌い、松の木は一本もなく、正月のシメ飾りも、能楽堂の杉戸の絵も
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
杏(アンズ)の例文をもっと
(1作品)
見る
プラム
(逆引き)
砂糖漬の
杏
(
プラム
)
はうまかったが、他の砂糖菓子は何等の味もしないので、外国人にはうまいとは思われぬ。
日本その日その日:03 日本その日その日
(新字新仮名)
/
エドワード・シルヴェスター・モース
(著)
杏(プラム)の例文をもっと
(1作品)
見る
杏
漢検準1級
部首:⽊
7画
“杏”と季節(夏)が同じ季語
食物|
隠元豆
李
素麺
虎魚
焼酎
行事|
葵祭
菖蒲湯
祇園祭
山開
幟
植物|
蓮花
向日葵
葉桜
時候|
夏至
梅雨明
白夜
入梅
薄暑
天文|
風薫
雷鳴
五月晴
遠雷
五月雨
地理|
土用波
雪渓
出水
噴井
夏野
動物|
雷鳥
蝦蛄
髪切虫
蛍火
繭
人事|
金魚鉢
網戸
暑中見舞
寝冷
避暑
“杏”と分類(食物)が同じ季語
春|
春菊
鶯菜
諸子
海胆
鰊
夏|
鮨
隠元豆
金玉糖
青梅
干飯
秋|
檸檬
大豆
黍
葛湯
鰍
冬|
三平汁
睦
湯豆腐
煮凝
乾鮭
新春|
雑煮
橙
切山椒
餅
薺
“杏”を含む語句
銀杏返
銀杏
巴旦杏
杏仁水
銀杏樹
杏花
杏仁
銀杏髷
大銀杏
杏子
巴丹杏
杏坪
銀杏形
乾杏
細銀杏
杏庵
頼杏坪
杏花楼
杏雲堂
銀杏加藤
...
“杏”のふりがなが多い著者
壺井栄
徳冨蘆花
ヴィクトル・ユゴー
河上肇
アントン・チェーホフ
吉川英治
室生犀星
蒲 松齢
正岡容
島崎藤村