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杏庵
ふりがな文庫
“杏庵”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きょうあん
66.7%
きようあん
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょうあん
(逆引き)
「牢屋づきの中根
杏庵
(
きょうあん
)
が、折わるく、きょうは自宅にもおりません。どこやらの病人を、遠くまで、
診
(
み
)
に行ったとかで」
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
妻籠
(
つまご
)
の寿平次、実蔵(得右衛門の養子)、落合の
勝重
(
かつしげ
)
、山口の
杏庵
(
きょうあん
)
老、いずれも半蔵には久しぶりに合わせる顔である。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
杏庵(きょうあん)の例文をもっと
(2作品)
見る
きようあん
(逆引き)
「主人が宵から氣むづかしくて、夜半過ぎまで店中の者も落付けない騷ぎでした。中氣には違ひありませんが、
癇
(
かん
)
が昂ぶると、よくあんなことがあります。私は馬道の
杏庵
(
きようあん
)
先生のところへ、二度も使ひに行つたくらゐで」
銭形平次捕物控:232 青葉の寮
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
杏庵(きようあん)の例文をもっと
(1作品)
見る
杏
漢検準1級
部首:⽊
7画
庵
漢検準1級
部首:⼴
11画
“杏”で始まる語句
杏
杏子
杏仁水
杏坪
杏花
杏仁
杏色
杏齋
杏桃
杏奴
“杏庵”のふりがなが多い著者
島崎藤村
吉川英治
野村胡堂