“銀杏加藤”の読み方と例文
読み方割合
ぎんなんかとう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
梶川少年から、頼もしい限りの言葉を聞かされた銀杏加藤ぎんなんかとうの奥方は、その最後の一句に至って、美しい面を曇らせて
大菩薩峠:38 農奴の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
尾張名古屋城下第一の美人とうたわれた銀杏加藤ぎんなんかとうの奥方と、その弟伊都丸いつまると、岡崎藩の美少年梶川与之助かじかわよのすけのその後の物語が、久しく打絶えておりました。
大菩薩峠:38 農奴の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
銀杏加藤ぎんなんかとうの家を去って後に、この奥方は清洲きよすへ移って、広大な屋敷の中へ、質素な住居をたて、心利こころきいた二三の人を召使って、静かに引籠ひきこもっているということ。
大菩薩峠:29 年魚市の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)