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ぎんなんかとう
ふりがな文庫
“ぎんなんかとう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
銀杏加藤
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
銀杏加藤
(逆引き)
銀杏加藤
(
ぎんなんかとう
)
の奥方様、つまり、この障子の内においでなさるあなた様が、尾張の名古屋の城下では、第一等の美しいお方でいらっしゃるというお
噂
(
うわさ
)
を伺ったものでございますから
大菩薩峠:29 年魚市の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
横浜方面では異人館とシルクとの取引もそのままになっている——美しき
銀杏加藤
(
ぎんなんかとう
)
の奥方と、梶川少年と、伊都丸少年とが、一は名古屋城下に戻り、一は阿蘇山麓に向う一条は余派の如くして
大菩薩峠:39 京の夢おう坂の夢の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「
銀杏加藤
(
ぎんなんかとう
)
の奥方が、名古屋第一ということに極めがついていますのよ、五年前——ちょうど、こんな夜さりの品定めで、皆さんの評定がそこに定まって、どなたも異存がありませんでした……」
大菩薩峠:29 年魚市の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
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