“心利”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こころき50.0%
こころぎ25.0%
こころど25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「台所へおいて、飯喰わせておけ。走り使いなどさせて見て、心利こころきいたる見所があれば、茂助の手にかけ、小姓役を見習わすがよい」
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あれなる若者、何かと心利こころぎいて不審な男と思うておったが、今ようやく謎が解けたわい。なれど身共は正真正銘の直参旗本、千種屋に宿を取ったは軒並み旅籠が身共を袖にしたからじゃ。
合歓ねむはなひくく匂ひてありたるを手折たをらむとする心利こころどもなし
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)