“コモゴモ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:こもごも
語句割合
50.0%
交々50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三十一年は、浅草宮戸座と、真砂座とに、コモゴモ出た。さうして歌舞伎座にも、三月(既記)・五月・六月と頻りに登場してゐる。既に謹慎の期間は過ぎたものと見える。
市村羽左衛門論 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
浸してはサラし、晒しては水にでた幾日の後、ムシロの上で槌の音高く、こも/″\、交々コモゴモと叩き柔らげた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)