“最善”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さいぜん50.0%
ベスト50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
非常時ひじようじ消防施設しようぼうしせつについてはべつ其局そのきよくあたひとがあるであらう。たゞわれ/\は現状げんじようおい最善さいぜんつく工夫くふうをしなければならぬ。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
ここに最善さいぜんのつとめをなさねばなんじちち勝頼かつよりとの、父子ふしのめぐり会うのぞみはついにむなしいぞ。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これにはんし自分に最善ベストを尽しておらぬものは、何かの時に退けを取りやすい。恥ずかしいが、僕もしばしば自分でこれを経験したことがある。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
先ほどからしばしば問題になっている湿気は、レコードにとっては塵埃と共に最も忌むべき大敵であるから、これが防護については最善ベストを尽さねばならない。