“蝗虫”のいろいろな読み方と例文
旧字:蝗蟲
読み方割合
いなご80.0%
ばった20.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つた聖約翰せいヨハネ荒野あれの蝗虫いなごしよくにされたとか、それなら余程よほどべずばなるまい。
何時いつの間にか彼女の心は、蝗虫いなごって遊んだり草をいて寝そべったりした楽しい田圃側の方へ行って了った。
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
汝馬に力を与えしや、その頸に勇ましきたてがみを粧いしや、汝これを蝗虫いなごのごとく飛ばしむるや、その嘶く声の響きはおそるべし、谷を脚爬あがきて力に誇り自ら進みて兵士に向かう
雲霞うんかのような蝗虫いなごの発生があった。
武装せる市街 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
わがはちやうど蝗虫いなごのやうだ、こゝよ、かしこよと跳回はねまはる、うなつてあるく、また或時あるとき色入いろいりはねひろげて、ちひさなくびきとほつて、からところをみせもする。
まことに結構な約束だ! それを信ずるもまたいいでしょう。アダムは結構な手形を持ったものだ。人は霊である、天使になるであろう、双肩に青い翼を持つであろうと。それからテルツリアヌスではないですか、幸福なる人々は星より星へ行くであろうと言ったのは。それもいいでしょう。人は星の蝗虫ばったになる。そしてそれから、神を見るであろう。アハハハ。