“屹坐”の読み方と例文
読み方割合
きつざ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
残暑ゆるがごとき炉の傍に、終日屹坐きつざして思いに沈みぬ、その日の夕、にわかに戸をたたくものありき、彼は愕として飛び立ちしが気を静めておそるおそる戸を明けしに
空家 (新字新仮名) / 宮崎湖処子(著)