“しょうりつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
聳立75.0%
峭立12.5%
悚立6.3%
竦立6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これ岩櫃山いわひつやまというて正平しょうへい年間吾妻太郎行盛あがつまたろうゆきもりの城跡、巨巌重畳きょがんじゅうじょう、断崖聳立しょうりつ、山中に古戦場あり、今日に及んでなお白骨のよこたわるものありという。
その本流と可児かに川のがっするところ、急奔きゅうほんし衝突し、抱合し、反撥する余勢は、一旦いったん、一大鉄城てつじょうのごとく峭立しょうりつし突出する黒褐こっかつの岩石層の絶壁に殺到し、遮断されて水は水とち、力は力とさから
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)
一陣のはやき風、一同聳目しょうもくし、悚立しょうりつす。
多神教 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
頭髪を竦立しょうりつせしめるであろうか。
二重心臓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)