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『南極の怪事』
ふりがな文庫
『
南極の怪事
(
なんきょくのかいじ
)
』
この怪異なる物語をなすにつき、読者諸君にあらかじめ記憶してもらわねばならぬ二つの事がある。その一は近頃ヨーロッパのある学者仲間で、地球の果に何か秘密でも見出さんとするごとく、幾度の失敗にも懲りず、しきりに南極探検船を出しておる事。その二は、 …
著者
押川春浪
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「中学世界」1905(明治38)年1月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約33分(500文字/分)
朗読目安時間
約55分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
生
(
む
)
凍
(
こうり
)
失敗
(
しまっ
)
狼狽
(
ふた
)
怪訝
(
いぶかり
)
眩
(
げん
)
蓋
(
おおい
)
怪異
(
ミラクルス
)
聳立
(
そばた
)
何人
(
なにびと
)
拙
(
せつ
)
異
(
かわ
)
華麗
(
うるわ
)
緩
(
ゆるや
)
縛
(
ばく
)
航海
(
こうろ
)
話声
(
わせい
)
壊
(
くず
)
妹娘
(
いもうとむすめ
)
巖石
(
いわ
)
巨浪
(
おおなみ
)
帆船
(
ほまえせん
)
海苔
(
こけ
)
空
(
むな
)
縋
(
す
)
何故
(
なにゆえ
)
光線
(
ひかり
)
叫声
(
きょうせい
)
呀
(
あっ
)
執拗
(
しつこ
)
少時
(
しばし
)
度
(
たび
)
微見
(
ほのみ
)
心付
(
こころづ
)
恐
(
こわ
)
持
(
もち
)
提
(
ひっさ
)
檣桁
(
ほげた
)
欄干
(
てすり
)
此方
(
こなた
)
波濤
(
なみ
)
漸々
(
ぜんぜん
)
火焔
(
ほのお
)
焦
(
こ
)
瓶中
(
びんちゅう
)
眼
(
まなこ
)
端舟
(
ボート
)
舷
(
ふなべり
)
衣袋
(
かくし
)
跳
(
おど
)
跳上
(
おどりあが
)
躰
(
たい
)
配下
(
てした
)
阿父
(
おとう
)
一個
(
ひとつ
)
件
(
くだん
)
光
(
ひかり
)
凌
(
しの
)
凍死
(
こごえし
)
前檣
(
ぜんしょう
)
剣
(
つるぎ
)
千尋
(
ちひろ
)
口栓
(
キルク
)
吐
(
つ
)
否
(
いな
)
吼
(
ほ
)
哭
(
な
)
大檣
(
たいしょう
)
好奇
(
ものずき
)
姉娘
(
あねむすめ
)
孕
(
はら
)
巖石
(
がんせき
)
巨山
(
おおやま
)
巨浪
(
きょろう
)
巨魁
(
きょかい
)
幾度
(
いくたび
)
悽愴
(
せいそう
)
慄
(
ふる
)
憾
(
うら
)
打喜
(
うちよろこ
)
拾上
(
ひろいあ
)
振撒
(
ふりま
)
斯
(
か
)
暗憺
(
あんたん
)
暴風
(
あらし
)
末期
(
まつご
)
檣
(
ほばしら
)
毛布
(
けっと
)
気死
(
きし
)
氷塊
(
ひょうかい
)
波濤
(
はとう
)
波間
(
なみま
)
滾々
(
こんこん
)
炎々
(
えんえん
)
烟
(
けむり
)
燈火
(
ともしび
)
燦火
(
ホスポラス
)
独楽
(
こま
)
現世
(
このよ
)
目
(
め
)