“話声”のいろいろな読み方と例文
旧字:話聲
読み方(ふりがな)割合
はなしごえ75.0%
はなしごゑ12.5%
はなし6.3%
わせい6.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“話声”を含む作品のジャンル比率
文学 > 英米文学 > 小説 物語1.7%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸1.6%
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語1.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
母は宏兒を連れて二階から下りて来た。大方われわれの話声はなしごえを聞きつけて来たのだろう。閏土は丁寧に頭をげて
故郷 (新字新仮名) / 魯迅(著)
その時、私は蔵の二階から、ひそひそばなしの声を、それも男女二人の話声はなしごえを、洩れ聞いたのでございました。
人でなしの恋 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
稽古けいこ三味線しやみせんに人の話声はなしごゑまじつてきこえる。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
盆栽ぼんさいならべた窓のそと往来わうらいには簾越すだれごしに下駄げたの音職人しよくにん鼻唄はなうた人の話声はなしごゑがにぎやかにきこえ出す。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
「もうすこし。お前さんも性急せッかちだことね。ついぞない。お梅どんが気がかないんだもの、加炭ついどいてくれりゃあいいのに」と、小万があおぐ懐紙の音がして、低声こごえ話声はなしも聞えるのは、まだお熊が次の間にいると見える。
今戸心中 (新字新仮名) / 広津柳浪(著)
彼はそのまま行き過ぎる、余はとりつくしまもなし、ともの方を見れば七人の水夫、舵を取り帆を操りながら口々に何か語り合う、その声あたかも猿のごときが、ふと何物をかみつけけん、同時に話声わせいをやめてとある一方に眼を注ぐ
南極の怪事 (新字新仮名) / 押川春浪(著)