“話敵”の読み方と例文
読み方割合
はなしがたき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これもいい気なもので、御紋章の提灯を橋の一角に安置して置いて、もっぱら山崎を話敵はなしがたきに取ろうというものです。
神尾も久しぶりで相当の話敵はなしがたきが出来たような気分で、がんりきの相手になって、ブラブラと小径をたどる。
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
しかし、まあ、ちょうど、何かしら人懐かしい折柄、近く寄って、話敵はなしがたきに取ってみるのも一興。
大菩薩峠:29 年魚市の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)