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話敵
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はなしがたき
ふりがな文庫
“
話敵
(
はなしがたき
)” の例文
これもいい気なもので、御紋章の提灯を橋の一角に安置して置いて、もっぱら山崎を
話敵
(
はなしがたき
)
に取ろうというものです。
大菩薩峠:39 京の夢おう坂の夢の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
神尾も久しぶりで相当の
話敵
(
はなしがたき
)
が出来たような気分で、がんりきの相手になって、ブラブラと小径をたどる。
大菩薩峠:21 無明の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
しかし、まあ、ちょうど、何かしら人懐かしい折柄、近く寄って、
話敵
(
はなしがたき
)
に取ってみるのも一興。
大菩薩峠:29 年魚市の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「とかく、
話敵
(
はなしがたき
)
の席にも、やはり兵糧というものの用意が要りますよ、腹が減ってはお相手もなりかねますから、この通り食糧を掻き集めて参りました、これさえありゃあ——」
大菩薩峠:32 弁信の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
まもなくお角は、その隣席にいる例の深川の炭問屋の主人と好い
話敵
(
はなしがたき
)
になりました。
大菩薩峠:18 安房の国の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
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だが、素朴な
湯槽
(
ゆぶね
)
のうちの二三の浴客とは、忽ち
話敵
(
はなしがたき
)
となりました。
大菩薩峠:29 年魚市の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
話
常用漢字
小2
部首:⾔
13画
敵
常用漢字
小6
部首:⽁
15画
“話敵”で始まる語句
話敵御参