“わせい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
和清33.3%
和製33.3%
話声33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
元和げんな元年五月七日の朝は、数日来の陰天名残りなく晴れて、天色ことのほか和清わせいであった。
忠直卿行状記 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
ねえさんは、これまでた、紅茶こうちゃきかんといえば、たいていリプトンであったのが、いつのまにか、みんな和製わせい使用しようするようになったとみえて、リプトンのきかんは
小さな弟、良ちゃん (新字新仮名) / 小川未明(著)
ともの方を見れば七人の水夫、舵を取り帆を操りながら口々に何か語り合う、その声あたかも猿のごときが、ふと何物をかみつけけん、同時に話声わせいをやめてとある一方に眼を注ぐ
南極の怪事 (新字新仮名) / 押川春浪(著)