トップ
>
気死
ふりがな文庫
“気死”の読み方と例文
読み方
割合
きし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きし
(逆引き)
実にこの天地間にあって、何の物音も聴えぬと云うほど物凄き事はなし、余は寂寥のためにまず
気死
(
きし
)
せんとせしが、ようやく気を取直してそろそろ四辺を見まわすに
南極の怪事
(新字新仮名)
/
押川春浪
(著)
お勢が顔を視ている……このままで
阿容々々
(
おめおめ
)
と
退
(
しりぞ
)
くは残念、何か云ッて遣りたい、何かコウ品の
好
(
い
)
い悪口雑言、一
言
(
ごん
)
の
下
(
もと
)
に昇を
気死
(
きし
)
させる程の事を云ッて、アノ
鼻頭
(
はなづら
)
をヒッ
擦
(
こす
)
ッて
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
ほとんど
気死
(
きし
)
の状態で、彼女は廊下を揺られて来た。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
気死(きし)の例文をもっと
(4作品)
見る
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
死
常用漢字
小3
部首:⽍
6画
“気”で始まる語句
気
気色
気遣
気勢
気持
気質
気障
気配
気味
気高
“気死”のふりがなが多い著者
押川春浪
二葉亭四迷
国枝史郎
吉川英治