“氷塊”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひょうかい57.1%
こおり28.6%
こほり14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると、集まっている人たちが笑いさざめきながら、ふたりのあいだに判決をくだすのでした。岩山はとどろき、氷塊ひょうかいがくずれ落ちました。
氷塊こおりの打ち合う音 その氷塊こおりと氷塊が打ち合って非常に凄じい響の聞えた時は実に爽快そうかいに感じた。またその氷に日光が反射する塩梅あんばいがいかにも美しく見られたです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
其処では無造作に髪を束ねた若い上さんが、四角の箱の中から、鋸屑の一杯についた氷塊こほりを出して、それをながれで洗つて、鉋でかいて、雪にして、そして客に勧めた。
百日紅 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)