“氷山”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひょうざん77.8%
ひようざん11.1%
へうざん11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また、あるときは、この氷山ひょうざんが、まるで蒸気機関じょうききかんのついているこおりふねのように、おそろしい速力そくりょくで、まえはしってゆくこともありました。
幽霊船 (新字新仮名) / 小川未明(著)
あの男は唯のペングイン鳥になり、氷山ひようざんあひだを歩いてゐた。そのうちに烈しい暑さの為にとうとう悶絶もんぜつして死んでしまつた。
貝殻 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
氷山へうざんくだけてたま飛散とびちごとく、すでにうしなつて、四途路筋斗しどろもどろ海賊船かいぞくせんに、命中あたるも/\、本艦々尾ほんかんかんびの八インチ速射砲そくしやほうは、たちま一隻いつせき撃沈げきちんし、同時どうじ打出うちだす十二サンチほう榴彈りうだん