“珊”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さん44.4%
サンチ44.4%
さんち11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十二支組の女首額で、頭の地へ鼠の文身をして居るおさんが誰の手を借りたか、見事に繩を切つて逃げ出してしまつたのです。
迷亭一流のたとえをもって寒月君を評すれば彼は活動図書館である。智識をもってね上げたる二十八サンチの弾丸である。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
対手あひて名代なだい千枚張せんまいばりだから大抵な三十さんちでは中々貧乏揺ぎもしない困り物だ。
犬物語 (新字旧仮名) / 内田魯庵(著)