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珊々
ふりがな文庫
“珊々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さんさん
66.7%
さらさら
16.7%
さん/\
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さんさん
(逆引き)
女神像の下より
珊々
(
さんさん
)
の音を立てて流れ落つる三条の清水、これが即ち世に名高いエジェリヤの涙泉で、神像は言うまでもなく、エジェリヤの像である。
法窓夜話:02 法窓夜話
(新字新仮名)
/
穂積陳重
(著)
珊々(さんさん)の例文をもっと
(4作品)
見る
さらさら
(逆引き)
彼は
外套
(
オバコオト
)
の
衣兜
(
かくし
)
より一袋のボンボンを
取出
(
とりいだ
)
して
火燵
(
こたつ
)
の上に置けば、
余力
(
はずみ
)
に袋の口は
弛
(
ゆる
)
みて、紅白の玉は
珊々
(
さらさら
)
と
乱出
(
みだれい
)
でぬ。こは宮の最も好める菓子なり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
珊々(さらさら)の例文をもっと
(1作品)
見る
さん/\
(逆引き)
瑠璃光がはっとして我に
復
(
かえ
)
った時、もう老人の姿は見えなかったにも拘らず、彼の膝の上には、正しく水晶の数珠が暁の露のように、
珊々
(
さん/\
)
と輝いて居た。
二人の稚児
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
珊々(さん/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
珊
漢検準1級
部首:⽟
9画
々
3画
“珊”で始まる語句
珊瑚
珊瑚珠
珊瑚礁
珊瑚樹
珊
珊瑚質
珊瑚紅
珊瑚色
珊姐御
珊瑚虫
“珊々”のふりがなが多い著者
穂積陳重
尾崎紅葉
谷崎潤一郎
国枝史郎
海野十三