“余力”のいろいろな読み方と例文
旧字:餘力
読み方割合
よりょく75.0%
はずみ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
尚(なお)余力(よりょく)あるに於ては、長駆カシマ灘(なだ)よりトーキョー湾に進撃し、首都トーキョー及びヨコハマの重要地点を攻撃すべし。ブラック提督
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
伏見(ふしみ)、鳥羽(とば)の戦(たたかい)を以て始まり、東北地方に押し詰められた佐幕の余力(よりょく)が、春より秋に至る間に漸(ようや)く衰滅に帰した年である。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
彼は外套(オバコオト)の衣兜(かくし)より一袋のボンボンを取出(とりいだ)して火燵(こたつ)の上に置けば、余力(はずみ)に袋の口は弛(ゆる)みて、紅白の玉は珊々(さらさら)と乱出(みだれい)でぬ。こは宮の最も好める菓子なり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)