聳立そばた)” の例文
船の震動ようやく収まりし時、恐る恐る船底より甲板に這い出でて見れば、こはそもいかにこはいかに、前面に天をおおうがごとく聳立そばたつは一大氷山なり、余の乗れる船はついに地球の果に達し
南極の怪事 (新字新仮名) / 押川春浪(著)