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とびすさ
ふりがな文庫
“とびすさ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
飛退
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
飛退
(逆引き)
「姿を映して見るものなり、
御僧
(
おんそう
)
も鼻を映して見たまえかし。」といいさま鏡を差向けつ。蝦蟇法師は
飛退
(
とびすさ
)
りて、さも恐れたる風情にて鼻を飛ばして
遁去
(
にげさ
)
りける。
妖僧記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
さすがに尻餅はつきませんが、顔色を変えて
飛退
(
とびすさ
)
りました。
御家人
(
ごけにん
)
の竹といってちょっと好い男、
但
(
ただ
)
し、元は武家の出だというせいか、妙に人付きのよくない、飯田町中の嫌われ者でした。
銭形平次捕物控:033 血潮の浴槽
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
ジャムは二三尺
飛退
(
とびすさ
)
って、こちらを向いて、けろりとしたが、
衝
(
つ
)
と
駈出
(
かけだ
)
して見えなくなった。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
とびすさ(飛退)の例文をもっと
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