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退避
ふりがな文庫
“退避”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たじろ
40.0%
たじ
20.0%
ひる
20.0%
たいひ
20.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たじろ
(逆引き)
その勢いで広い
階子段
(
はしごだん
)
を、案内に応じて、すとんすとんと景気よく登って行った。が自分の頭が階子段から、ぬっと一尺ばかり出るや否や、この決心が、ぐうと
退避
(
たじろ
)
いだ。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
退避(たじろ)の例文をもっと
(2作品)
見る
たじ
(逆引き)
お延は不意を打たれて
退避
(
たじ
)
ろいだ。津田の前でかつて
挨拶
(
あいさつ
)
に困った事のない彼女の智恵が、どう働いて好いか分らなくなった。ただ空疎な薄笑が瞬間の
虚
(
きょ
)
を
充
(
み
)
たした。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
退避(たじ)の例文をもっと
(1作品)
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ひる
(逆引き)
して見ると組々の長屋に住んでいる総勢一万人の顔はことごとく獰猛なんだろう。自分は全く
退避
(
ひる
)
んだ。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
退避(ひる)の例文をもっと
(1作品)
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たいひ
(逆引き)
これは常識による推理ですが、針目博士はあの部屋の
爆発危険
(
ばくはつきけん
)
をかんじて、あなたがた係官を
隣室
(
りんしつ
)
へ
退避
(
たいひ
)
させた。そしてじぶんひとり、あの部屋にのこった。
金属人間
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
退避(たいひ)の例文をもっと
(1作品)
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“退避”の意味
《名詞》
退避(たいひ)
危険を避ける為、その場から離れること。
(情報技術)データを損失から保護するために複製する処理。バックアップ。
(出典:Wiktionary)
“退避(
避難
)”の解説
避難(ひなん、Evacuate)とは、災難を避けること。災害を避けて、(住んでいる場所や滞在している場所から)安全な場所へ立ちのくこと。退避もほぼ同義に用いられる。
(出典:Wikipedia)
退
常用漢字
小6
部首:⾡
9画
避
常用漢字
中学
部首:⾡
16画
“退”で始まる語句
退
退屈
退治
退引
退出
退嬰
退儀
退潮
退却
退去
“退避”のふりがなが多い著者
夏目漱石
海野十三