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退避
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たじろ
ふりがな文庫
“
退避
(
たじろ
)” の例文
その勢いで広い
階子段
(
はしごだん
)
を、案内に応じて、すとんすとんと景気よく登って行った。が自分の頭が階子段から、ぬっと一尺ばかり出るや否や、この決心が、ぐうと
退避
(
たじろ
)
いだ。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
冗談
(
じょうだん
)
とも
諷刺
(
ふうし
)
とも
真面目
(
まじめ
)
とも片のつかないこの
一言
(
いちごん
)
の前に、津田は
退避
(
たじろ
)
いだ。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
しかし彼は叔母に対して少しも
退避
(
たじろ
)
ぐ気はなかった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“退避”の意味
《名詞》
退避(たいひ)
危険を避ける為、その場から離れること。
(情報技術)データを損失から保護するために複製する処理。バックアップ。
(出典:Wiktionary)
“退避(
避難
)”の解説
避難(ひなん、Evacuate)とは、災難を避けること。災害を避けて、(住んでいる場所や滞在している場所から)安全な場所へ立ちのくこと。退避もほぼ同義に用いられる。
(出典:Wikipedia)
退
常用漢字
小6
部首:⾡
9画
避
常用漢字
中学
部首:⾡
16画
“退”で始まる語句
退
退屈
退治
退引
退出
退嬰
退儀
退潮
退却
退去