“退歩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あとしざり50.0%
あとじさ25.0%
たいほ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ヂリ/\と少許すこしづつ少許づつ退歩あとしざりをする。——此名状し難き道化た擧動は、自分の危く失笑せむとするところであつた。
葬列 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
陶器師は退歩あとじさりをした。老松の蔭へ身を隠した。主のない焚火は燃えつづけた。飴のように長く延び、時々その先が千切れて飛んだ。トロトロトロトロと燃えつづけた。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「射程が短縮されます。技術の退歩たいほです。ナンセンスです」