“緩歩退軍”の読み方と例文
読み方割合
かんぽたいぐん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
孔明の退く手口を見ると、緩歩退軍かんぽたいぐんの策です。一面退却一面対峙たいじの陣形をとりながら、極めて平凡な代りに、また極めて損害のないような、正退法しょうたいほうによっているものでしかありません。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)