“かつぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
被衣82.8%
3.4%
坦夫1.7%
1.7%
担人1.7%
担夫1.7%
被布1.7%
被面衣1.7%
面帕1.7%
頭被1.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いつも於霜おしも才覚さいかくで、被衣かつぎして召使の女に偽装したり、門番の合鍵を手に入れたりして礼拝堂に通った。
被衣かつぎをもるゝそでて、ひら/\とあをく、むらさきに、芍薬しやくやくか、牡丹ぼたん
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
古藤は例の厚い理想のかつぎの下から、深く隠された感情が時々きらきらとひらめくような目を、少し物惰ものたるげに大きく見開いて葉子の顔をつれづれと見やった。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
田のくろの猫柳が絹毛きぬげかつぎを脱いできいろい花になった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
この東京につて来て、蕎麦屋の坦夫かつぎ、質屋の手伝、湯屋の三助とそれからそれへと辛抱して、今ではかく一軒の湯屋の主人と成りすまして、財産の二三千も出来たといふ
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
魚売りかつぎ八百屋、仕事に出るらしい大工左官、近所の女子供からさては店屋の番頭小僧まで、総出の形で遠く近く与惣次を取り巻いた。
「あれさ、ためといって佃の方の店で担人かつぎをしていた者でね、内のが病気中、代りに得意廻りをさすのによこしてもらったんだが、あれがまた、金さんと私のなかを変に疑ってておかしいのさ。私が吉新へ片づかない前に、何でも金さんとわけがあったに違いないんだって」
深川女房 (新字新仮名) / 小栗風葉(著)
蕎麦屋の担夫かつぎ午砲どんが鳴ると、蒸籠せいろたねものを山のように肩へ載せて、急いで校門をはいってくる。
三四郎 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
白い被布かつぎをかぶり、白い羅紗の長上衣を著た年寄りの女たちは、堂の入口ぎはで信心ぶかく十字を切つた。
女はこの庄園しやうゑんそばとほる時など被面衣かつぎの下でコソ/\とうはさしてゆく
怠惰屋の弟子入り (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
肌も真白のセレネエは面帕かつぎなびくにまかせつつ、
又彼は云ふ、流れの上に、長い面帕かつぎに横たはり、