トップ
>
被布
>
かつぎ
ふりがな文庫
“
被布
(
かつぎ
)” の例文
分銅のように見える権守の、
被布
(
かつぎ
)
をかぶった
丈
(
たけ
)
高い体の、顔の部分にある二つの穴から、浮藻を見詰めている眼の光は、燃えている黒い
熖
(
ほのお
)
のようであった。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
白い
被布
(
かつぎ
)
をかぶり、白い羅紗の長上衣を著た年寄りの女たちは、堂の入口ぎはで信心ぶかく十字を切つた。
ディカーニカ近郷夜話 後篇:02 降誕祭の前夜
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
“被布”の解説
被布(ひふ)とは、着物の上に羽織る上着の一種。江戸時代末期に茶人や俳人など風流好みの男性が好んで着用したが、後に女性も着用するようになった。現在の着物コートの先祖に当たる。
(出典:Wikipedia)
被
常用漢字
中学
部首:⾐
10画
布
常用漢字
小5
部首:⼱
5画
“被布”で始まる語句
被布団
被布姿