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駢
ふりがな文庫
“駢”の読み方と例文
読み方
割合
なら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なら
(逆引き)
飯縄山のすぐ北に
駢
(
なら
)
んでいる黒姫山の蒼翠は、この
畏
(
おそ
)
れ入った雲の群集を
他所
(
よそ
)
にして、空の色と共に目もさむるばかり鮮かであった。
黒部川奥の山旅
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
下で寄り集まった眼球がみんな私たちを仰向いているような気がする、その稜角の窪んだ穴の中に、頭を
駢
(
なら
)
べて、横になったのが
白峰山脈縦断記
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
お
辰
(
たつ
)
と共に手を携え肩を
駢
(
なら
)
べ優々と雲の上に
行
(
ゆき
)
し
後
(
あと
)
には
白薔薇
(
ホワイトローズ
)
香
(
におい
)
薫
(
くん
)
じて
吉兵衛
(
きちべえ
)
を初め一村の老幼
芽出度
(
めでたし
)
とさゞめく声は天鼓を撃つ
如
(
ごと
)
く
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
駢(なら)の例文をもっと
(29作品)
見る
駢
漢検1級
部首:⾺
16画
“駢”を含む語句
植駢
駢立
立駢
置駢
駢伝
駢列
駢指
駢邑
駢闐
駢雅
駢頭
“駢”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
嘉村礒多
内田魯庵
三島霜川
木暮理太郎
河上肇
徳冨蘆花
南方熊楠
牧野富太郎
徳田秋声