“吉兵衛”のいろいろな読み方と例文
旧字:吉兵衞
読み方割合
きちべえ50.0%
きちべゑ33.3%
御蔵穢多16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たつと共に手を携え肩をならべ優々と雲の上にゆきあとには白薔薇ホワイトローズにおいくんじて吉兵衛きちべえを初め一村の老幼芽出度めでたしとさゞめく声は天鼓を撃つごと
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
先日米騒動が方々で持上つた時、村井吉兵衛きちべゑ氏のやしきでは、奥の間で主人の吉兵衛氏と若い夫人とが差し向ひで香りの高いココアを飲んでゐた。
一、壱家 吉兵衛御蔵穢多 歳四十六
エタ源流考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)