“権兵衛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごんべえ76.9%
ごんべい7.7%
ごんべゑ7.7%
ゴンベ7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「今朝権兵衛ごんべえ茶屋のとこで、馬をひいた人がそう云っていたよ。煙山の野原に鳥を吸いむ楊の木があるって。エレキらしいって云ったよ。」
鳥をとるやなぎ (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
権兵衛ごんべいのわきを通って伝右衛門でんえもんの前の橋までゆくと、カ子はちゃんと泣きやむのじゃ。学校が見えるからのう。
おるすばん (新字新仮名) / 壺井栄(著)
それは村の権兵衛ごんべゑさんでした。たくさんの傘を抱きかゝへてをりますので、みな
狐に化された話 (新字旧仮名) / 土田耕平(著)
権兵衛ゴンベさん。此身を助けてくださんせ。……
三郷巷談 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)