“権力”のいろいろな読み方と例文
旧字:權力
読み方割合
けんりょく73.3%
ちから26.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あには、会社かいしゃで、うえのものが権力けんりょくによって、したのものをおさえつけようとするのをて、なにより不愉快ふゆかいおもったらしいのでした。
兄の声 (新字新仮名) / 小川未明(著)
やがてはしらはね族にもそむき、ついに、極悪ごくあくこのうえもない、大どろぼうのアラシに権力けんりょくをあたえてしまったのです。
◯天然を以て神の権力ちからを知る事が出来る。歴史を以て彼の智慧をはかる事が出来る。ある程度までは人智を以て「神の深き事をきわめ、全能者を全く窮むる事が」出来る(十二章七節)。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
誰か彼等より、不死の性を奪う権力ちからをか授けられたる、偉大なるは常念岳である。
奥常念岳の絶巓に立つ記 (新字新仮名) / 小島烏水(著)