“権利”のいろいろな読み方と例文
旧字:權利
読み方割合
けんり93.3%
クレイム6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「お殿様は昔のことです。今日では知人にすぎません。まったく対等ですよ。特別の契約けいやくを結ばないかぎり、権利けんり義務の関係はありません」
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
「こんどから、おまえにも選挙権せんきょけんがあるんだね。りっぱな人間にんげん人前にんまえになれたというものだ。だから、とうと権利けんりをむだにしてはいけないよ。」
心の芽 (新字新仮名) / 小川未明(著)
何という悪戯的な蟲惑こわくと手練手管の小妖婦が、この万人の権利クレイムする「私の巴里モン・パリ」であろう!