“權利”の読み方と例文
新字:権利
読み方割合
けんり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我々われ/\は、そんなこと豫期よきする權利けんりのない人間にんげんぢやないか」とおもつてして仕舞しまふ。細君さいくんやうやいてくちつぐんで仕舞しまふ。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
わたくしなに貴方あなた自分じぶん信仰しんかうむかはせやうと權利けんり主張しゆちやうはせんのです。』院長ゐんちやう自分じぶんわかつていので、さも殘念ざんねんふやうに。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
「なるほど、あるひはそうかもれない。けれど自分じぶんえてゐる。それだからべる。これは自然しぜんだ、また權利けんりだ」
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)