“主張”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゆちやう41.2%
しゅちょう35.3%
いいは11.8%
しゅうちょう5.9%
テーゼ5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたくしなに貴方あなた自分じぶん信仰しんかうむかはせやうと權利けんり主張しゆちやうはせんのです。』院長ゐんちやう自分じぶんわかつていので、さも殘念ざんねんふやうに。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
『いやわたくし哲学者てつがくしゃでもなんでもい。が、これを主張しゅちょうするのは、おおい各人かくじん義務ぎむだろうとおもうのです、これは道理どうりのあることで。』
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
が、口をくして何と説得しても「ンな考は毛頭ない、」とばかり主張いいはって、相談はとうとうそれきりとなってしまった。
二葉亭余談 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
じっさい司法参事官しほうさんじかんのクナップ氏などは、この主張しゅうちょうにとても熱心で、さっそく主人役の奥さんを身方につけてしまったほどでした。
現に彼女は、彼の身勝手な主張テーゼのおかげで、二人分の労苦を背負って喘いでいるのである。
金狼 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)