“いいは”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
主張66.7%
云張33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、口をくして何と説得しても「ンな考は毛頭ない、」とばかり主張いいはって、相談はとうとうそれきりとなってしまった。
二葉亭余談 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
お藤は、それでも、泣きながら首を振って、あくまでも身に覚えのないことを主張いいはったが、番頭はいよいよかさにかかる一方、お藤はよよと哭き崩れる。
しかるに医学博士いがくはかせにして、外科げか専門家せんもんかなるかれちちは、断乎だんことしてかれ志望しぼうこばみ、もしかれにして司祭しさいとなったあかつきは、とはみとめぬとまで云張いいはった。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)