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しゆちやう
ふりがな文庫
“
主張
(
しゆちやう
)” の例文
『
私
(
わたくし
)
は
何
(
なに
)
も
貴方
(
あなた
)
を
自分
(
じぶん
)
の
信仰
(
しんかう
)
に
向
(
むか
)
はせやうと
云
(
い
)
ふ
權利
(
けんり
)
を
主張
(
しゆちやう
)
はせんのです。』
院長
(
ゐんちやう
)
は
自分
(
じぶん
)
を
解
(
わか
)
つて
呉
(
く
)
れ
人
(
て
)
の
無
(
な
)
いので、さも
殘念
(
ざんねん
)
と
云
(
い
)
ふやうに。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
主人
(
しゆじん
)
の
内儀
(
かみ
)
さんは一
應
(
おう
)
被害者
(
ひがいしや
)
へ
噺
(
はなし
)
をつけて
見
(
み
)
た。
被害者
(
ひがいしや
)
の
家族
(
かぞく
)
は
律義者
(
りちぎもの
)
で
皆
(
みな
)
激
(
げき
)
し
切
(
き
)
つて
居
(
ゐ
)
る。七十ばかりに
成
(
な
)
る
被害者
(
ひがいしや
)
の
老人
(
ぢいさん
)
が
殊
(
こと
)
に
頑固
(
ぐわんこ
)
に
主張
(
しゆちやう
)
した。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
「
何
(
なん
)
にも
變
(
かは
)
つた
事
(
こと
)
はありやしない。
多分
(
たぶん
)
御前
(
おまへ
)
の
夢
(
ゆめ
)
だらう」と
云
(
い
)
つて、
宗助
(
そうすけ
)
は
横
(
よこ
)
になつた。
御米
(
およね
)
は
決
(
けつ
)
して
夢
(
ゆめ
)
でないと
主張
(
しゆちやう
)
した。
慥
(
たしか
)
に
頭
(
あたま
)
の
上
(
うへ
)
で
大
(
おほ
)
きな
音
(
おと
)
がしたのだと
固執
(
こしつ
)
した。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
余
(
よ
)
は固よりコロボックル中に斯く斯くの
職業
(
しよくげふ
)
有
(
あ
)
り、何々の
專門
(
せんもん
)
有
(
あ
)
り抔との事は
主張
(
しゆちやう
)
せざれど、上來述べ
來
(
きた
)
りし程の
知識
(
ちしき
)
有る
人民中
(
じんみんちう
)
には多少の分業は存せざるを得ずと
思考
(
しこう
)
するなり。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
これを
主張
(
しゆちやう
)
する学者は火星にある運河の四
分
(
ぶん
)
の一が、二重だといふのぢや
小熊秀雄全集-22:火星探険―漫画台本
(新字旧仮名)
/
小熊秀雄
(著)
▼ もっと見る
周三は
奈何
(
いか
)
なる場合にも「自己」を忘れなかツた。そして何處までも自己の權利を
主張
(
しゆちやう
)
して、家または
家族
(
かぞく
)
に就いて少しも考へなかツた。無論家の
興廢
(
こうはい
)
などゝいふことは
頭
(
てん
)
で
眼中
(
がんちゆう
)
に置いてゐなかた。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
この作の
有
(
も
)
つ
尊
(
たふと
)
さを
主張
(
しゆちやう
)
して止まなかつたのです。
三作家に就ての感想
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
いや
私
(
わたくし
)
は
哲學者
(
てつがくしや
)
でも
何
(
なん
)
でも
無
(
な
)
い。が、
之
(
これ
)
を
主張
(
しゆちやう
)
するのは、
大
(
おほい
)
に
各人
(
かくじん
)
の
義務
(
ぎむ
)
だらうと
思
(
おも
)
ふのです、
是
(
これ
)
は
道理
(
だうり
)
の
有
(
あ
)
る
事
(
こと
)
で。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
命令
(
めいれい
)
、
主張
(
しゆちやう
)
、
禁止
(
きんし
)
、
恁云
(
かうい
)
ふ
事
(
こと
)
は
凡
(
すべ
)
て
彼
(
かれ
)
には
出來
(
でき
)
ぬ。
丁度
(
ちやうど
)
聲
(
こゑ
)
を
高
(
たか
)
めて
命令
(
めいれい
)
などは
决
(
けつ
)
して
致
(
いた
)
さぬと、
誰
(
たれ
)
にか
誓
(
ちかひ
)
でも
立
(
た
)
てたかのやうに、
呉
(
く
)
れとか、
持
(
も
)
つて
來
(
こ
)
いとかとは
奈何
(
どう
)
しても
言
(
い
)
へぬ。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
主
常用漢字
小3
部首:⼂
5画
張
常用漢字
小5
部首:⼸
11画
“主”で始まる語句
主
主人
主婦
主家
主水
主翁
主従
主題
主君
主税