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固執
ふりがな文庫
“固執”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こしつ
66.7%
こしゅう
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こしつ
(逆引き)
いつでも早速に
相変化転
(
そうへんけてん
)
するのが陣形の本質で、
鶴翼
(
かくよく
)
でも
蛇形
(
だけい
)
でも
鳥雲
(
ちょううん
)
の陣でも、そのままに
固執
(
こしつ
)
したりするのでは、死陣であって活陣ではない。
上杉謙信
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
対馬守がこれを外国公使館の敷地に当てようとしたところ、織部正が江戸要害説を
固執
(
こしつ
)
して
肯
(
がえん
)
じなかったために、怒って幽閉したのを憤おって自刃したと言う憶測だった。
老中の眼鏡
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
固執(こしつ)の例文をもっと
(10作品)
見る
こしゅう
(逆引き)
彼らはいずれも自己の性向、世界観に絶対に
固執
(
こしゅう
)
していて、他との討論の結果、より高い結論に達するなどということを知らなかった。
悟浄出世
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
客観情勢がどんなに変化しても、一つの政策を
頑固
(
がんこ
)
に
固執
(
こしゅう
)
していると、基本目的が失われる危険がある。そうなると正に
本末転倒
(
ほんまつてんとう
)
である。
政治学入門
(新字新仮名)
/
矢部貞治
(著)
固執(こしゅう)の例文をもっと
(5作品)
見る
“固執”の意味
《名詞》
固 執 (こしつ, こしゅう)
自分の意見を押し通し、妥協しないこと。
過去の出来事がいつまでも心の内に残り、影響を及ぼすこと。
(出典:Wiktionary)
固
常用漢字
小4
部首:⼞
8画
執
常用漢字
中学
部首:⼟
11画
“固執”で始まる語句
固執派
検索の候補
固執派
旧態固執
執固
“固執”のふりがなが多い著者
内村鑑三
吉川英治
夏目漱石
中島敦
佐々木味津三
海野十三
豊島与志雄