“庄兵衛”の読み方と例文
旧字:庄兵衞
読み方割合
しょうべえ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御先手支配の浅野左兵衛あさのさへえは長右衛門を呼んで、田宮の後をとり立てるように命じたので、長右衛門は総領の庄兵衛しょうべえを跡目にした。
四谷怪談 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
増田屋の奥座敷、中老出雲を中心に、主人庄兵衛しょうべえはじめ、おもだった親類の男女七人、半円をえがいてつめよりました。
幻術天魔太郎 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
組頭くみがしら笹屋ささや庄兵衛しょうべえはじめ、五人組仲間、その他のものが新茶屋に集まったのは、この人の帰国を迎えるためであった。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)