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『狐に化された話』
ふりがな文庫
『
狐に化された話
(
きつねにばかされたはなし
)
』
枕もとの障子に笹の葉のかげがうつりました。 「太郎や、お月さまが出ましたよ。」 とおばあさんが云ひました。太郎さんは顔をあげて、おもしろく模様形をした笹の葉のかげを、しばらく見てゐましたが、 「障子をあけて見ようかね、おばあさん。」 「いゝ …
著者
土田耕平
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約9分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
饒舌
(
しやべり
)
化
(
ばか
)
匂
(
にほ
)
恐
(
こは
)
落
(
おち
)
達
(
たち
)
太郎
(
たらう
)
提灯
(
ちやうちん
)
電
(
いなづま
)
暫
(
しば
)
煉瓦
(
れんぐわ
)
誰
(
だれ
)
闇
(
やみ
)
笹
(
ささ
)
筈
(
はず
)
行燈
(
あんどん
)
裾
(
すそ
)
誰彼
(
たれかれ
)
身体
(
からだ
)
駈
(
か
)
頃
(
ころ
)
下駄
(
げた
)
眺
(
なが
)
田圃
(
たんぼ
)
狐
(
きつね
)
濡
(
ぬ
)
溜桶
(
ためおけ
)
湯槽
(
ゆぶね
)
湯尻
(
ゆじり
)
湧
(
わ
)
止
(
や
)
枕
(
まくら
)
暗闇
(
くらやみ
)
垢汚
(
あかよご
)
傘
(
かさ
)
云
(
い
)