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湯尻
ふりがな文庫
“湯尻”の読み方と例文
読み方
割合
ゆじり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆじり
(逆引き)
湧
(
わ
)
き出る湯の量が多いから、町の洗湯のやうに
垢汚
(
あかよご
)
れのしてゐることはありません。こぼ/\と
湯尻
(
ゆじり
)
の落ちる音からして、いかにも新らしい
匂
(
にほ
)
やかなこゝろもちです。
狐に化された話
(新字旧仮名)
/
土田耕平
(著)
蔵王山
(
ざわうさん
)
の
麓
(
ふもと
)
に
湧出
(
わきで
)
る硫黄泉の
湯尻
(
ゆじり
)
が、一つの大きい滝瀬をなして流れてゐる。それが西に向つて里へ里へと流れ下つて、金瓶村の
東境
(
ひがしざかひ
)
に出るとそこから急に折れて北へ向つて流れる。
念珠集
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
湯尻(ゆじり)の例文をもっと
(2作品)
見る
湯
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
尻
常用漢字
中学
部首:⼫
5画
“湯”で始まる語句
湯
湯槽
湯気
湯呑
湯女
湯屋
湯治
湯殿
湯沸
湯浴
“湯尻”のふりがなが多い著者
土田耕平
斎藤茂吉