“兵衛佐”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひょうえのすけ88.9%
ヒヤウエノスケ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
内大臣の息子たちである左少将さしょうしょう少納言しょうなごん兵衛佐ひょうえのすけ侍従じじゅう大夫だいふなどという人らもこのおやしきへ来るが、御簾みすの中へはいることは許されていないのである。
源氏物語:21 乙女 (新字新仮名) / 紫式部(著)
ふと自分がまだ若くて兵衛佐ひょうえのすけだった頃に夜毎に通っていた或女のおもかげを鮮かに胸のうちに浮べた。
曠野 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
流人ルニン兵衛佐ヒヤウエノスケ頼朝謀叛ハンヲハカルニハカニ山木ノタチヲ囲ミ
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)