“前右兵衛佐頼朝”の読み方と例文
読み方割合
さきのうひょうえのすけよりとも100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「近頃、平家があずかるところの節刀を取りもどし、伊豆の国の流人るにん前右兵衛佐頼朝さきのうひょうえのすけよりともに授けようぞ」
近江国より始めて、美濃、尾張の源氏どもに令旨を伝達して廻るうちに、五月十日には伊豆の北条、ひるが島についた。ここの流人るにん前右兵衛佐頼朝さきのうひょうえのすけよりともに、宮の令旨をとり出して奉った。
伊豆いずの国には流人るにん前右兵衛佐頼朝さきのうひょうえのすけよりとも常陸ひたちには信太三郎先生義憲しだのさぶろうせんじょうよしのり佐竹冠者昌義さたけのかんじゃまさよし、その子の太郎忠義、三郎義宗、四郎高義、五郎義季、陸奥には故左馬頭義朝さまのかみよしとも末子ばっし九郎冠者義経くろうかんじゃよしつねなど。