“兵衛佐頼朝”の読み方と例文
読み方割合
ひょうえのすけよりとも100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寿永じゅえい二年三月上旬、同じ源氏同志の木曽義仲きそのよしなか兵衛佐頼朝ひょうえのすけよりともとの仲にひびが入った。頼朝は、義仲を討つために十万余騎を引き連れて、信濃国へ乗込んでいった。
諸国の様子をいろいろきくところに依りますと、源家再興の好機は来たようじゃ、東国では、兵衛佐頼朝ひょうえのすけよりとも、既に謀叛を起したときく。この義仲も、一日も早く平家を攻め落したいと思う。