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担夫
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かつぎ
ふりがな文庫
“
担夫
(
かつぎ
)” の例文
蕎麦屋の
担夫
(
かつぎ
)
が
午砲
(
どん
)
が鳴ると、
蒸籠
(
せいろ
)
や
種
(
たね
)
ものを山のように肩へ載せて、急いで校門をはいってくる。ここの蕎麦屋はあれでだいぶもうかるだろうと話している。
三四郎
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
寺院は随一の
華主
(
とくい
)
なる
豆府
(
とうふ
)
屋の
担夫
(
かつぎ
)
一人、
夕巡回
(
ゆうまわり
)
にまた例の
商売
(
あきない
)
をなさんとて、四ツ谷
油揚坂
(
あぶらげざか
)
なる宗福寺に
来
(
きた
)
りけるが、数十輛の馬車、
腕車
(
わんしゃ
)
、
梶棒
(
かじぼう
)
を連ね輪を
駢
(
なら
)
べて、肥馬
嘶
(
いなな
)
き、道を擁し、
馭者
(
ぎょしゃ
)
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
近頃学校の先生が
午
(
ひる
)
の弁当に
蕎麦
(
そば
)
を食ふものが多くなつたと話してゐる。
蕎麦屋
(
そばや
)
の
担夫
(
かつぎ
)
が
午砲
(
どん
)
が鳴ると、
蒸籠
(
せいろ
)
や
種
(
たね
)
ものを山の様に肩へ載せて、急いで校門を這入つてくる。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
担
常用漢字
小6
部首:⼿
8画
夫
常用漢字
小4
部首:⼤
4画
“担”で始まる語句
担
担架
担任
担保
担荷
担桶
担棒
担売
担当
担込