“担架”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たんか95.7%
プランキアル4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
六人の男の銃で担架たんかを作り、それに死体をのせ、皆脱帽して荘厳な徐行で、居酒屋の下の広間の大きなテーブルの上に運んでいった。
「わたくしのいる病棟のいちばん奥の病室へ、た、たった今、与倉中佐どのが、担架たんかで運ばれて来ました。重……重傷だそうです」
日本名婦伝:谷干城夫人 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
多分あの吃漢どもりの話を真に受けて、アルプス倶楽部に花火をあげさせるつもりなんだろうけれども、君だって、担架プランキアルで運ばれて来たあの血綿のような塊を見ないわけじゃなかったろ。