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突破
ふりがな文庫
“突破”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つきやぶ
57.1%
とっぱ
42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つきやぶ
(逆引き)
穴は雪の為に入口を
塞
(
ふさ
)
がれて居りますから、表からは見えませぬが、手を突くはずみに、土の盛ってある処を
突破
(
つきやぶ
)
り、其の儘穴の中へころ/\/\。
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
と、
突破
(
つきやぶ
)
ったような笑声が起った。それは、豪快な笑いにかかわらず、僕にも、
豹
(
ひょう
)
のような水夫にも、死人の笑いのように冷たくきこえたので、振りかえった。
怪奇人造島
(新字新仮名)
/
寺島柾史
(著)
突破(つきやぶ)の例文をもっと
(4作品)
見る
とっぱ
(逆引き)
最初
(
さいしょ
)
彼女
(
かのじょ
)
に
起
(
おこ
)
った
現象
(
げんしょう
)
は
主
(
しゅ
)
として
霊視
(
れいし
)
で、それは
殆
(
ほと
)
んど
申分
(
もうしぶん
)
なきまでに
的確
(
てきかく
)
明瞭
(
めいりょう
)
、よく
顕幽
(
けんゆう
)
を
突破
(
とっぱ
)
し、
又
(
また
)
遠近
(
えんきん
)
を
突破
(
とっぱ
)
しました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
冬は白く、春は夢の様に
淡
(
あわ
)
く、秋の
夕
(
ゆうべ
)
は紫に、夏の夕立後はまさまさと青く近寄って来る山々である。近景の大きな二本松が此山の
鏈
(
くさり
)
を
突破
(
とっぱ
)
して居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
突破(とっぱ)の例文をもっと
(3作品)
見る
“突破”の意味
《名詞》
突 破(とっぱ)
困難や障害を突き破ること。
検問所や関門などを強引に通過すること。
敵を正面から攻撃して打ち破ること。
ある数量を超えること。
(出典:Wiktionary)
突
常用漢字
中学
部首:⽳
8画
破
常用漢字
小5
部首:⽯
10画
“突破”で始まる語句
突破口
検索の候補
突破口
危地突破
“突破”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
寺島柾史
浅野和三郎
押川春浪
徳冨蘆花
三遊亭円朝
吉川英治
泉鏡花